種別 | 論文 |
主題 | 環境水中で用いるセメント系結合材の安全性評価手法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 兵頭正浩(鳥取大学) |
連名者1 | 佐藤周之(高知大学) |
連名者2 | 桑原智之(島根大学) |
連名者3 | 野中資博(島根大学) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | セメント系結合材、重金属、振とう試験、カラム試験、Cement binder、Heavy metal、Batch test、Column test |
巻 | 29 |
号 | 2 |
先頭ページ | 343 |
末尾ページ | 348 |
年度 | 2007vol.29 |
要旨 | 近年,産業副産物が様々な形で水環境中に投入されている。本研究では,セメント系材料を環境水中で利用する際の安全性評価方法について検討した。従来から利用される(旧)環境庁告示第13号「産業廃棄物に含まれる重金属等の検定方法」に基づく溶出試験方法について検討した。その結果,検体中の重金属の溶出特性が異なるため,画一的な溶出試験方法を適用するだけでは,一部の溶出濃度が過小評価されることが明らかとなった。また,重金属の溶出量を濃度で表すことは,必ずしも検体から溶出する重金属の総量と一致しないため,適正な安全性評価試験の確立が今後の課題であることが明らかとなった。 |
PDFファイル名 | 029-01-2058.pdf |