種別 | 論文 |
主題 | コンクリート円柱供試体の乾燥ひずみ力が強度性状におよぼす影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 椎名国雄(東海大学) |
連名者1 | |
連名者2 | |
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連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 3 |
号 | |
先頭ページ | 17 |
末尾ページ | 20 |
年度 | 1981 |
要旨 | 1.まえがき 標準養生ののち屋内(室内)または屋外といった乾燥状態に移したコンクリート強度の伸びが一時的であるにせよ水中養生を継続したコンクリートの強度を上回る事実、あるいは一時的に吸収させた試験体による湿試験強度が乾試験強度よりも小さい事実は、一般的には内部摩擦の作用として説明される。しかし並行して試験体の長さ変化を測定するならば、この現象を乾燥収縮および湿潤膨張と極めて関連の深い事実として捉えることもまた可能である。ここでは、コンクリート試験体の含水分を、コンクリート試験体内部小空間(直径9mmの小孔)に周囲から拡散する相対湿度として測定し、コンクリートの乾燥に伴う強度の変化を、乾燥に伴う収縮応力としての関連づけを試みる。 4.結論 コンクリートの乾燥による強度増加が、一般に考えられている内部摩擦であるとしても、コンクリート試験体の水分分布を湿度計を用いて測定したところでは、乾燥収縮応力の作用としても説明ができることを示した。 |
PDFファイル名 | 003-01-0005.pdf |