種別 | 論文 |
主題 | 高炉風砕スラグ砂の混合砂コンクリートへの適用実験研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 依田彰彦(足利工業大学) |
連名者1 | 横室隆(足利工業大学) |
連名者2 | 大平光洋(足利工業大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 3 |
号 | |
先頭ページ | 81 |
末尾ページ | 84 |
年度 | 1981 |
要旨 | 1.まえがき 本研究は2つの実験を行なった。先ず実験1では3銘柄の高炉水砕スラグ砂(以下、水砕砂と呼ぶ)と0.6mm以上しか製造できない球形状の高炉風砕スラグ砂(以下、風砕砂と呼ぶ)を砕いて細目部分を補てんしたものに川砂または海砂を50%混合した細骨材を用いたコンクリートの基本的性質の究明、および実験2では球形状そのままの風砕砂に水砕秒などを粒度ごとに混合した細骨材を用いたコンクリートの基本的性質の究明を行なった。 4.結論 粗目しか製造できない球形状の風砕砂を、わざわざこまかく砕砂して粒度を調整し、あえて単独のコンクリート用細骨材として用いるよりも、球形状で粗目の風砕砂に細目の水砕砂、川砂または海砂などと混合使用することによって高炉風砕スラグ砂はコンクリート用細骨材として十分使用できる。いいかえると本研究結果から高炉風砕スラグ砂は粒が球形状しているので、コンクリートの所定のワーカビリチーを得る場合、単位水量が少なくてすみ、乾燥収縮量の小さい、品質の高いコンクリートが得られることが明確になった。 |
PDFファイル名 | 003-01-0021.pdf |