種別 論文
主題 セメントモルタルの熱衝撃抵抗性と微細構造
副題
筆頭著者 田代忠一(山口大学)
連名者1 上岡健三(山口大学)
連名者2 木嶋敏治(山口大学)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
3
先頭ページ 97
末尾ページ 100
年度 1981
要旨 1.まえがき
 セメント・コンクリートの熱衝撃抵抗性及び耐火性については、古くから多くの研究者によって、配合、骨材、組成さらには圧縮強度1)、動的弾性係数2)、熱伝導率3)などの各種物性との関連から研究されているが、最近の新しいタイプのセメント類についての熱衝撃抵抗性並びに微細構造からの研究は少ない。筆者らは、セメント・コンクリートの物性と微細構造との関連について一連の研究を実施しているが、本研究はその一環としての研究である。すなわち、各種セメントを使用したモルタル供試体の200〜1000℃の熱衝撃抵抗牲を熱膨張収縮、重量減のほか、細孔径分布、全細孔量、組成などの微細構造の関連から調べたものである。
4.まとめ
 各種養生の普通ポルトランド系、スラグ混合セメント系、シリカ混合セメント系及びアルミナセメント系モルタルの熱衝撃抵抗性は、一般に他の材料で考慮される諸因子と異なった因子から検討されることが必要で、とくに、組成を含めた微細構造からの検討が効果的であろう。シリカ混入オートクレープ養生及びスラグ混合セメントモルタルの熱衝撃抵抗性の高いことは、セメント・コンクリートの利用に対して意義が大きい。
PDFファイル名 003-01-0025.pdf


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