種別 論文
主題 現場打ちコンクリートへのポリマー含浸に関する一実験
副題
筆頭著者 大浜嘉彦(日本大学)
連名者1 山本忠(東北電力総合研究所)
連名者2 大橋俊夫(東北電力総合研究所)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
3
先頭ページ 237
末尾ページ 240
年度 1981
要旨 1.まえがき
 水力発電所のえん堤は土石流の越流による摩耗、凍結融解あるいは酸性水などによる侵食が激しい(写真−1参照)。丁度、一年前に劣化部分をはつりとり、20cm厚の普通コンクリート並びに鋼繊維補強コンクリートのライニングを行ったえん堤の一部に、試験的に現場ポリマー含浸工法を適用し、耐摩耗性、耐凍結融解性、耐薬品性を調査するための現場試験体とした。施工前に実験室においても、現場とはぼ同じ配合の供試体を作り、乾燥の程度と含浸時間が含浸深さに及ぼす影響について検討した。ここに、主として実験室における試験の概要を報告する。
6.総括
(1)110℃乾燥の場合、乾操時間24時間と6時間の間にはポリマー含浸深さにおいて差がないが、その圧縮強度で大きな差異が認められる。110℃4時間乾燥または20℃乾燥は実用上無理と考えられる。(2)A配合(貧配合)とB配合(富配合)ではポリマー含浸深さに大きな差異は認められない。更にポリマー含浸深さが大きいほどその圧縮強度差は小さくなる。(3)Soaking法とponding法では前者の方がポリマー含浸深さが大きい。
PDFファイル名 003-01-0060.pdf


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