種別 | 論文 |
主題 | PC板を埋設型枠とした合成床スラブの鉄筋コンクリート建築物への利用について |
副題 | |
筆頭著者 | 小森清司(長崎大学) |
連名者1 | 原田哲夫(長崎大学) |
連名者2 | 本橋秀世(長谷川工務店技術開発部) |
連名者3 | 菅野昇孝(富士PSコンクリート工務部) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 3 |
号 | |
先頭ページ | 345 |
末尾ページ | 348 |
年度 | 1981 |
要旨 | 1.まえがき 近年、鉄筋コンクリート床スラブ(以下RC床スラブと略記)施工の際、現場での型枠大工、鉄筋工等の技術労働者の確保がむずかしく、特に複雑な建築構造物の工事では、型枠作業に手間がかかり、工期短縮、労力節減の障害となっている。また、旋工荷重による障害や、経過年数と共に増加するひびわれ、過大たわみなども深刻な問題となりつつある。このような事情に鑑み、プレストレスを導入した薄肉プレキャスト板(以下PC板と略記)を埋設型枠として用いた合成床スラブを建築物に利用することによって、これらの弱点をカバーする試みがなされつつある。本報では、PC板を埋設型枠として、建築物の床スラブに利用する方法を紹介する。また、基礎的実験として載荷実験および固有振動数測定を行なったので、その結果を現場での2、3の実験とも併せて報告する。 6.むすび 以上より、PC板埋設型枠工法は構造面はもちろん、施工性にも極めて優れた工法と言えよう。今後、長期荷重によるたわみ性状、柱梁接合部の力学的性状等の研究も推し進めてゆくつもりである。 |
PDFファイル名 | 003-01-0087.pdf |