| 種別 | 論文 |
| 主題 | 鉄筋コンクリート柱におけるせん断補強筋の補強効果に関する研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 六車熙（京都大学） |
| 連名者1 | 渡辺史夫（京都大学） |
| 連名者2 | 河野恭平（京都大学） |
| 連名者3 | 辻本哲也（鹿島建設） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 3 |
| 号 | |
| 先頭ページ | 441 |
| 末尾ページ | 444 |
| 年度 | 1981 |
| 要旨 | 1.序論 本研究は、鉄筋コンクリート柱のせん断補強筋がせん断抵抗機構に及ぼす影響を明らかにすることを目的としており、その降伏現象と抵抗機構との関連に重点を置いている。せん断補強筋比(Pw)とその降伏強度(wσｙ)を変数とする計11体の片持梁形式の柱試験体について、せん断力加力試験が実施され、種々の検討が加えられた。なお、用いた試験方法は前報1)とほぼ同じであるが、より現実の状態に近い模擬試験法とするため、いくつかの改良が加えられた。 4.結論 前報に続いて、種々の改良を加えた外部せん断補強法を用いて鉄筋コンクリート柱の一方向せん断破壊実験を行なった結果、以下の事が明らかになった。1)せん断補強筋が順次降伏していく場合、その降伏発生過程と耐力発揮機構との間には密接な関係が認められ、さらに詳細な研究が必要と考えられる。2)AおよびBシリーズの比較より明らかなように、主せん断ひびわれ末端部から主筋に沿って微細なひびわれが発生する領域、すなわち主筋の太?作用および割裂作用が強く働く所に配置されたせん断補強筋は部材耐力に大きく寄与する。3)Pw・wσyが大きいほど曲げ降伏以後の部材たわみじん性が大きい。 |
| PDFファイル名 | 003-01-0111.pdf |