種別 | 論文 |
主題 | 風化度の異なる安山岩骨材のASR膨張挙動の評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 川端雄一郎(九州大学) |
連名者1 | 松下博通(九州大学) |
連名者2 | 山田一夫(太平洋セメント) |
連名者3 | 林建佑(太平洋セメント) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | 安山岩、岩石学的評価、風化、ペシマム、促進試験、潜在的有害、andesite、petrographic evaluation、alteration、pessimum、accelerated test、potentially deleterious |
巻 | 30 |
号 | 1 |
先頭ページ | 993 |
末尾ページ | 998 |
年度 | 2008 |
要旨 | 本研究は同一砕石場から風化度の異なる安山岩骨材を採取し,各種試験によりアルカリシリカ反応(ASR)の特性(ASR反応性)を評価した。化学法では風化の進行に従ってアルカリ濃度減少量(Rc)が多く,溶解シリカ量(Sc)が少なくなった。また,Rc,Scの大きな安山岩骨材はペシマムを生じ,現行JISのモルタルバー法ではASR反応性を適切に検出できなかった。一方,飽和NaCl溶液に浸漬するデンマーク法や1mol/lのNaOHに浸漬するASTM C 1260に準拠した促進膨張試験では風化した安山岩骨材のASR反応性を適切に検出でき,これらの試験法はペシマム現象を生じる安山岩骨材のASR反応性についても検出可能と考えられた。 |
PDFファイル名 | 030-01-1158.pdf |