種別 |
論文 |
主題 |
石炭溶融スラグ細骨材のコンクリート用細骨材としての有用性についての検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
石川嘉崇(電源開発) |
連名者1 |
古川雄太(工学院大学) |
連名者2 |
阿部道彦(工学院大学) |
連名者3 |
友澤史紀(日本大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
石炭溶融スラグ、スラグ細骨材、ブリーディング、圧縮強度、凍結融解抵抗性、Coal Slag、Slag Fine Aggregate、Bleeding、Compressive Strength、Freeze-Thaw Durability |
巻 |
31 |
号 |
1 |
先頭ページ |
127 |
末尾ページ |
132 |
年度 |
2009 |
要旨 |
石炭火力発電所のエネルギー効率をあげCO2排出量抑制が可能な石炭ガス化複合発電(IGCC)が注目されており,その残渣は従来の石炭灰ではなく,石炭溶融スラグとして排出される。本論は,石炭溶融スラグを用いたモルタルとコンクリートの基本的な特性に関して,天然砂およびJISに制定されている各種スラグ細骨材と比較検討を行なった。その結果,圧縮強度は他のスラグ細骨材を用いた場合と同等であった。また、ブリーディング量は多いものの,凍結融解抵抗性も同等であることが確認できた。以上の試験結果から,石炭溶融スラグは力学性状および凍結融解抵抗性の面から,コンクリート用細骨材としての利用可能性があると考えられる。 |
PDFファイル名 |
031-01-1015.pdf |