種別 | 論文 |
主題 | 膨張材を混和した高炉セメントの水和反応 |
副題 | |
筆頭著者 | 佐川孝広(日鐵セメント) |
連名者1 | 名和豊春(北海道大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | 高炉セメント、膨張材、リートベルト法、反応率、水和物、空隙率、膨張量、Blastfurnace cement、Expansive additive、Rietveld method、Hydration degree、Hydration product、Porosity、Expansive volume |
巻 | 31 |
号 | 1 |
先頭ページ | 181 |
末尾ページ | 186 |
年度 | 2009 |
要旨 | X線回折リートベルト法を用い,高炉セメントの水和反応に及ぼすカルシウムサルホアルミネート系膨張材の影響について検討した。膨張材の混和により,高炉セメント中のC3Sの反応は遅延し,スラグの反応は著しく促進した。膨張材自身の反応は,スラグの共存によりf-CaOの反応は促進し,アウインの反応がやや遅延した。膨張材の混和により,硬化体の毛管空隙量が増大した。モルタルの乾燥収縮量は,膨張材の混和により低減した。実験結果はスラグに混和している石こう量の影響も認められ,膨張材を用いる際の材料設計は,セメント中の石こう量を勘案して行う必要があると考えられた。 |
PDFファイル名 | 031-01-1024.pdf |