種別 |
論文 |
主題 |
乾燥収縮低減剤を用いたモルタルの強度低下メカニズムの一考察 |
副題 |
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筆頭著者 |
福島浩樹(北海道大学) |
連名者1 |
中江理(北海道大学) |
連名者2 |
胡桃澤清文(北海道大学) |
連名者3 |
名和豊春(北海道大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
収縮低減剤、圧縮強度、乾燥収縮、水和反応、リートベルト解析、含水率、細孔構造、Shrinkage Reducing Agent、compressive strength、drying shrinkage、hydration reaction、Rietveld analysis、moisture content、pore structure |
巻 |
31 |
号 |
1 |
先頭ページ |
589 |
末尾ページ |
594 |
年度 |
2009 |
要旨 |
収縮低減剤は乾燥収縮を低減するが,セメントの水和を遅延し圧縮強度が低下することが知られている。そこで本研究ではXRDとリートベルト解析を組み合わせた手法を用いて,収縮低減剤添加時の詳細な水和反応の検討を行い,モルタルの強度発現性に及ぼす水和反応の影響を調べた。その結果,収縮低減剤は水和反応を遅延せず,強度低下との関連性は認められなかった。一方,細孔構造の測定を行った結果,収縮低減剤を添加することにより細孔構造の変化が認められ,強度低下の要因は細孔構造の粗大化であることを明らかにした。また,用いる収縮低減剤の種類により細孔構造が異なることが判明した。 |
PDFファイル名 |
031-01-1092.pdf |