種別 | 論文 |
主題 | 硫酸のセメント硬化体への作用と浸透に関する一考察 |
副題 | |
筆頭著者 | 宮本慎太郎(東北大学) |
連名者1 | 伊藤真利子(東北大学) |
連名者2 | 皆川浩(東北大学) |
連名者3 | 久田真(東北大学) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | 中性化厚さ、中性化深さ、硫酸濃度、化学的侵食、neutralization thickness、neutralization depth、sulfuric acid concentration、chemical attack |
巻 | 31 |
号 | 1 |
先頭ページ | 865 |
末尾ページ | 870 |
年度 | 2009 |
要旨 | 本研究では,セメント硬化体に硫酸が作用した場合の劣化メカニズムを整理するため,セメント硬化体と硫酸の反応のほかにセメント硬化体への硫酸の浸透に着目し,検討を行った。その結果,中性化厚さと浸透硫酸イオン量の間に相関があることが明らかとなった。また,中性化深さについては,1.0 %以下の低濃度硫酸が作用する場合においては,中性化深さの進行は浸透硫酸イオン量に依存することが明らかとなり,3.0 %硫酸のような高濃度硫酸が作用する場合においては,中性化深さの進行は,浸透硫酸イオン量ではなく,作用する硫酸濃度に依存することが明らかとなった。 |
PDFファイル名 | 031-01-1138.pdf |