種別 |
論文 |
主題 |
ドルフィンのコンクリートにおける鉄筋位置の塩化物イオン濃度が腐食進行に与える影響に関する一検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
網野貴彦(東亜建設工業) |
連名者1 |
大即信明(東京工業大学) |
連名者2 |
斎藤豪(東京工業大学) |
連名者3 |
羽渕貴士(東亜建設工業) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
ドルフィン、塩害、腐食発生限界塩化物イオン濃度、腐食速度、かぶり、Dolphin、Chloride Attack、Chloride Threshold Value、Corrosion Rate、Cover Thickness |
巻 |
31 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1051 |
末尾ページ |
1056 |
年度 |
2009 |
要旨 |
本稿では,港湾RC構造物の塩害劣化の実態把握を目的として,供用26年以上経過したドルフィンのコンクリートにて調査を行い,かぶりや鉄筋位置の塩化物イオン濃度が鉄筋腐食に及ぼす影響を分析した。また室内試験として,塩化物イオン濃度,かぶり,水セメント比,セメントの種類を変えた鉄筋コンクリート試験体を作製し,鉄筋の腐食発生限界塩化物イオン濃度と腐食速度について検討した。その結果,ドルフィンのコンクリートにおける鉄筋の腐食発生限界塩化物イオン濃度は概ね2.0kg/m3程度であり,鉄筋位置の塩化物イオン濃度が4.0kg/m3を超えると,かぶりの大小によらず腐食速度が大きくなることがわかった。 |
PDFファイル名 |
031-01-1169.pdf |