種別 |
論文 |
主題 |
凍結防止剤により塩害を受けた道路床版への脱塩工法の適用と効果 |
副題 |
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筆頭著者 |
山本賢司(電気化学工業) |
連名者1 |
松久保博敬(電気化学工業) |
連名者2 |
野島昭二(高速道路総合技術研究所) |
連名者3 |
大即信明(東京工業大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
道路橋床版、脱塩、電流密度、通電期間、塩化物イオン量、分極抵抗、road board、desalination、density of current、Period that passes current、Amount of chloride ion、Polarization resistance |
巻 |
31 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1333 |
末尾ページ |
1338 |
年度 |
2009 |
要旨 |
凍結防止剤の散布により塩害を受けた道路橋床版への脱塩工法の適用を想定し,交通遮断が可能な期間を考慮した通電条件を検討した。塩分を強制浸透させた外来塩分供試体では,予め塩分を練込んだ内在塩分供試体の場合よりも早く脱塩され,鉄筋近傍の初期塩化物イオン量が3kg/m3以下の場合,3A/m2で通電14日〜21日で対応可能と考えられる。また,所定の通電終了後,時間が経過したコアの鉄筋の表面状態を調べ,分極抵抗の経時変化と関連付けた。脱塩工法は塩化物イオンの除去に加えて,鉄筋の不動態を再形成させる効果もあり,塩害を受けたコンクリート構造物に対して効果的な補修工法といえる。 |
PDFファイル名 |
031-01-1216.pdf |