種別 | 論文 |
主題 | せん断面に斜交配筋された鉄筋の正負交番載荷実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 鬼頭宏明(大阪市立大学) |
連名者1 | 高橋孝輔(大阪市立大学) |
連名者2 | 岩永圭悟(大阪市立大学) |
連名者3 | 大内一(大阪市立大学) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | ダウエル作用、せん断、dowel action、shear |
巻 | 31 |
号 | 2 |
先頭ページ | 757 |
末尾ページ | 762 |
年度 | 2009 |
要旨 | 斜交配筋された鉄筋のせん断伝達メカニズム及び履歴特性を調査するため,模型寸法が異なる大小2シリーズの試験体に対し,正負交番載荷試験を行った。試験により以下を得た;1)小型試験体の場合,ひび割れの影響を受けない微小変位振幅では鉄筋が弾性に留まり,エネルギー吸収能に乏しい結果となった。一方,大型試験体では鉄筋が塑性域に達し,エネルギー吸収能の大きな塑性挙動を捕らえることができた。2)せん断伝達メカニズムに関して,直交配筋した場合は曲げと軸力の組合せにより伝達されるが,斜交配筋した場合,軸力が支配的となった。特に,鉄筋の弾性域ではせん断面に近い傾斜角を有する鉄筋の軸力負担が卓越した。 |
PDFファイル名 | 031-01-2127.pdf |