種別 |
論文 |
主題 |
鉱物質混和材の混入による硬化体組織形成過程の変化がセメントペーストの電気伝導特性に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
内藤大輔(JFEエンジニアリング) |
連名者1 |
五十嵐心一(金沢大学) |
連名者2 |
柴山舞(金沢大学) |
連名者3 |
大地正紘(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
反射電子像、鉱物質混和材、電気伝導率、2点相関関数、粗大毛細管空隙、硬化体組織形成過程、BSE image、Mineral admixture、Electrical conductivity、Two-point correlation function、Coarse capillary pore、Formation of microstructure |
巻 |
32 |
号 |
1 |
先頭ページ |
149 |
末尾ページ |
154 |
年度 |
2010 |
要旨 |
反射電子像の画像解析法に2点相関関数を導入し,鉱物質混和材の混入によるセメントペースト硬化体組織の形成過程を定量評価し,物質移動特性の改善メカニズムとの関連を微視的な観点から論じた。その結果,フライアッシュ混入ペーストは,2点相関関数の正の相関領域が普通セメントペーストに比べて大きく,さらに遠距離までの粗大毛細管空隙の連結性が高くなるため,物質移動抵抗は小さくなることが示された。一方,高炉スラグ混入ペーストは,結合材粒子と粗大毛細管空隙がより近傍に存在し,組織変化を継続して受けやすく,これが物質移動抵抗性に影響を及ぼすと考えられる。 |
PDFファイル名 |
032-01-1017.pdf |