種別 |
論文 |
主題 |
温度条件が硫酸ナトリウムによるモルタルの塩類風化に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
吉田夏樹(日本建築総合試験所) |
連名者1 |
松浪良夫(日本建築総合試験所) |
連名者2 |
永山勝(日本建築総合試験所) |
連名者3 |
坂井悦郎(東京工業大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
硫酸塩劣化、塩類風化、温度条件、毛管現象、水分蒸発、ミラビライト、テナルダイト、Sulfate attack、Salt weathering、Temperature、Capillary action、Water evaporation、Mirabilite、Thenardite |
巻 |
32 |
号 |
1 |
先頭ページ |
677 |
末尾ページ |
682 |
年度 |
2010 |
要旨 |
コンクリートの硫酸塩劣化メカニズムの一つに,塩類風化と呼ばれる現象がある。硫酸塩土壌に建築された住宅基礎コンクリートの地上部で見られ,土壌中から毛管現象により浸透した硫酸ナトリウム溶液が,水分蒸発に伴い細孔中で結晶化する際の物理的な圧力が表層のスケーリングを導く。本研究では,モルタル供試体を用い,温度条件が塩類風化に及ぼす影響を検討した。温度条件によるスケーリングの大きさは,5℃<<40℃<20℃の順に大きく,水分蒸発に伴う硫酸ナトリウム溶液の浸透高さ,浸透量,浸透深さおよび結晶化する硫酸ナトリウムの種類のバランスが,劣化度に影響を及ぼしていることが明らかとなった。 |
PDFファイル名 |
032-01-1105.pdf |