種別 |
論文 |
主題 |
ASRゲルの化学組成分析による河川産骨材のASR劣化の実態調査 |
副題 |
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筆頭著者 |
藤村友城(金沢大学) |
連名者1 |
畔柳昌己(中日本高速道路) |
連名者2 |
野村昌弘(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋) |
連名者3 |
鳥居和之(金沢大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
ASRゲル、EPMA、偏光顕微鏡観察、河川産骨材、実態調査、ASRgel、EPMA、Polarizing microscope、Aggregate from river、Actual investigation |
巻 |
32 |
号 |
1 |
先頭ページ |
899 |
末尾ページ |
904 |
年度 |
2010 |
要旨 |
コンクリートの残存膨張性の有無を判断するにあたり,ASRゲルの化学組成をEPMAにより検討する手法が提案されている。本研究では,北陸地方の河川産骨材を使用したASR劣化構造物からコンクリートコアを採取し,コンクリート中のASRゲルの化学組成分析を実施した。その結果,川砂利中の粒径5-13mm程度の安山岩粒子のひび割れを充填するASRゲルの化学組成は低Ca/Si原子数比のものであり,供用後30年以上経過しているにも係らず吸水膨張性が残っていた。それに対して,川砂中の粒径1-2mm程度の安山岩粒子は,早期にASRゲルのアルカリがカルシウムにより置換されており,吸水膨張性が消失していた。 |
PDFファイル名 |
032-01-1142.pdf |