種別 |
論文 |
主題 |
火災加熱を受ける高強度コンクリート中の水による圧力と損傷機構 |
副題 |
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筆頭著者 |
米澤敏男(竹中工務店) |
連名者1 |
三好徹志(竹中工務店) |
連名者2 |
松下哲郎(竹中工務店) |
連名者3 |
川尻聡(竹中工務店) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
火災、損傷、爆裂、はく離、高強度コンクリート、水蒸気圧、超臨界水、fire、damage、explosive spalling、spalling、high strength concrete、vapor pressure、super critical water pressure |
巻 |
32 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1151 |
末尾ページ |
1156 |
年度 |
2010 |
要旨 |
火災加熱を受ける高強度コンクリート部材の損傷機構を検討するためにモルタル試験体の加熱実験を行い,爆裂する試験体では水分はほとんど移動しないが,爆裂しない試験体では外部に水分が逸散することを確認した。PP 繊維の爆裂抑制効果もこれによることを示した。また高温下の平衡水分量と空隙量から求めた空隙の水充填率は,空隙中の水が蒸発曲線の圧力を形成するのに十分であり,臨界点374℃では一挙に大きな超臨界水圧を形成することがわかった。したがって,この温度までの水蒸気圧か超臨界水圧で爆裂が発生すると考えられた。これらの結果を基に,火災による損傷の全体機構を説明するプロセス理論を提案した。 |
PDFファイル名 |
032-01-1184.pdf |