種別 | 論文 |
主題 | 直接基礎の地表面での滑りを考慮した鉄筋コンクリート造学校建築物の地震時被害推定に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 松川和人(東北大学) |
連名者1 | 三辻和弥(東北大学) |
連名者2 | 前田匡樹(東北大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | 被害推定、直接基礎、基礎滑り、Seismic Damage Prediction、Spread Foundation、Base Slip |
巻 | 32 |
号 | 2 |
先頭ページ | 931 |
末尾ページ | 936 |
年度 | 2010 |
要旨 | 宮城県に立地する鉄筋コンクリート造学校建築物を対象とした,限界耐力計算により地震時の被害を推定するシステムに,直接基礎と地盤の境界面での滑りの影響を反映した結果,被害を過大に推定する傾向が改善された。建物は直接基礎の滑りによって応答が低減されるが,その基礎固定時の応答に対する割合「応答低減係数」を,地震動特性と静止摩擦係数から求められる「滑りによる入力損失」の簡便な関数で表現した。そして,これを用いた2003年の宮城県北部の地震での被害推定を行った結果,既往の研究では推定被害が実被害に対して大きくなる傾向があったが,その傾向が緩和され,全体的には推定精度が向上した。 |
PDFファイル名 | 032-01-2156.pdf |