種別 |
論文 |
主題 |
膨張材を使用したコンクリート造建築部材のひずみ挙動と発生応力評価に関する研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
橋田浩(清水建設) |
連名者1 |
菊地俊文(清水建設) |
連名者2 |
持田泰秀(国立石川高専) |
連名者3 |
平井吉彦(電気化学工業) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
膨脹材、膨脹コンクリート、建築部材、収縮ひび割れ、拘束応力、expansive additive、expansive concrete、reinforced concrete member、shrinkage crack、restraint stress |
巻 |
33 |
号 |
1 |
先頭ページ |
557 |
末尾ページ |
562 |
年度 |
2011 |
要旨 |
膨脹材を採用してひび割れ低減策を講じたコンクリート造建築物の床スラブ及び外壁の膨張収縮ひずみを計測し,その挙動と計測ひずみに基づく応力評価について検討した。膨脹ひずみの拘束による導入圧縮応力は,自由膨脹ひずみの拘束圧による低減を考慮した応力計算を実施することで,既往の実験結果と良く合致した。拘束度の高い建築部材では,膨脹ひずみによる導入圧縮応力は,水和熱に起因する温度収縮によって相殺されるが,その後の長期的な温度変動や乾燥収縮に対しても,普通コンクリートとの応力差は長期的に残存し,その差は0.5〜0.7N/mm2と推定された。壁部材は,床スラブに比べ特に温度収縮応力が大きいことも指摘した。 |
PDFファイル名 |
033-01-1087.pdf |