種別 | 論文 |
主題 | 実海洋環境におけるタウマサイト硫酸塩劣化の可能性 |
副題 | |
筆頭著者 | 細川佳史(太平洋セメント) |
連名者1 | 北澤健資(太平洋セメント) |
連名者2 | 野崎隆人(太平洋セメント) |
連名者3 | 山田一夫(太平洋コンサルタント) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | タウマサイト、硫酸塩劣化、石灰石骨材、石灰石微粉末、pH、海洋環境、thaumasite、sulfate attack、limestone aggregate、limestone powder、pH、marine environment |
巻 | 33 |
号 | 1 |
先頭ページ | 707 |
末尾ページ | 712 |
年度 | 2011 |
要旨 | 石灰石微粉末・骨材を使用したセメント硬化体に対し,寒冷海洋環境における海水の滞留の有無がタウマサイト硫酸塩劣化(TSA)に及ぼす影響について検討するため,北海道沿岸部において暴露試験(30ヶ月)を実施した。その結果,海水の滞留を模擬した環境では,一部の試験体にTSAが認められたが,海水が滞留しない環境ではTSAは認められなかった。このことから,海洋環境では海水の滞留がTSAの一要因となることが明らかとなった。また,同種の滞留環境であり,かつ海水より低硫酸イオン濃度の土壌環境ではTSAは認められなかったことから,TSAには硫酸イオンの供給量も影響することが確認された。 |
PDFファイル名 | 033-01-1112.pdf |