種別 |
論文 |
主題 |
通電時の電解液温度がコンクリートからの脱塩効果に与える影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
上田隆雄(徳島大学) |
連名者1 |
脇谷晃平(清水建設) |
連名者2 |
松本義章(徳島大学) |
連名者3 |
七澤章(電気化学工業) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
脱塩工法、電解液温度、脱塩率、イオンの移動、防食効果、desalination、temperature of electrolyte liquid、chloride removal efficiency、migration of ions、corrosion protection effect |
巻 |
33 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1115 |
末尾ページ |
1120 |
年度 |
2011 |
要旨 |
塩害によって劣化したコンクリート構造物の電気化学的防食工法の一つである脱塩工法は,通電によってコンクリート中の塩化物イオンを除去する工法であるが,処理後の残存塩分の挙動によっては再劣化の危険性も残されている。そこで本研究では,通電時の電解液温度を操作することによる脱塩率向上の可能性を検討することとした。電解液温度を20℃から40℃に変化させて通電を実施したところ,温度が高くなるほど初期の電極間電位差が減少し,塩化物イオンの輸率および脱塩率が上昇した。特に40℃で通電した場合には,電解液からのリチウムイオンの浸透も増大する傾向を示した。 |
PDFファイル名 |
033-01-1180.pdf |