種別 論文
主題 自然治癒したコンクリート電柱のひび割れの治癒機構
副題
筆頭著者 樋口隆行(電気化学工業)
連名者1 江口政孝(電気化学工業)
連名者2 吉田晴亮(日本ネットワークサポート)
連名者3 細田暁(横浜国立大学)
連名者4
連名者5〜
キーワード コンクリート電柱、自然治癒、炭酸カルシウム、エトリンガイト、Concrete Electric Pole、Natural Healing、Calcium Carbonate、Ettringite
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1
先頭ページ 1415
末尾ページ 1420
年度 2011
要旨 自然治癒が見られるコンクリート電柱を分析し治癒機構を整理した。電柱表面のひび割れには炭酸カルシウムの1種カルサイトが見られ,その析出形態から電柱内部に溜まった水が,ひび割れを経由して電柱表面に流れ出ていることが推察された。電柱内部のひび割れにはカルサイトとエトリンガイトが析出し,ひび割れ幅が200μm程度では完全に治癒していないが,50〜100μm未満では閉塞が見られた。析出物は主にセメントペースト相とひび割れの界面に存在し,骨材とひび割れの界面にはあまり見られなかった。針状結晶のエトリンガイトは炭酸カルシウムの析出を促し,通水に伴う目詰まりも助長することが示唆された。
PDFファイル名 033-01-1230.pdf


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