種別 |
論文 |
主題 |
収縮低減剤を用いたモルタルの収縮性状と耐凍害性に及ぼす空隙構造の影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
鳴海玲子(室蘭工業大学) |
連名者1 |
張文艶(室蘭工業大学) |
連名者2 |
岸本嘉彦(室蘭工業大学) |
連名者3 |
濱幸雄(室蘭工業大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
収縮低減剤、乾燥収縮、耐凍害性、細孔構造、気泡組織、表面張力、Shrinkage reducing agent、Drying shrinkage、Frost resistance、Pore structure、Air void system、Surface tension |
巻 |
34 |
号 |
1 |
先頭ページ |
148 |
末尾ページ |
153 |
年度 |
2012 |
要旨 |
本研究では,主成分の異なる二種類の収縮低減剤を添加したモルタルの乾燥収縮および耐凍害性に関する実験を行い,空隙構造との関係について検討した。その結果, 収縮低減剤の添加による良好な収縮低減効果と大幅な耐凍害性の低下が確認された。また,収縮量に影響する細孔径範囲が収縮低減剤の種類により異なること,比表面積が低下して収縮量が減少することが明らかとなった。さらに,収縮低減剤による耐凍害性低下の主要因は連行空気の減少によるものであるが,それに加えて細孔溶液の表面張力の変化に起因する凍結温度の上昇にともなう凍結水量の増加と浸透圧の上昇の影響も考えられることを示した。 |
PDFファイル名 |
034-01-1017.pdf |