種別 | 論文 |
主題 | 100℃未満の加熱を受けたコンクリートの物性変化 |
副題 | |
筆頭著者 | 酒井正樹(大林組) |
連名者1 | 平田隆祥(大林組) |
連名者2 | 一瀬賢一(大林組) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | コンクリート、加熱、圧縮強度、静弾性係数、細孔径分布、化学分析、concrete、heating、compressive strength、modulus of elasiticity、pore size distribution、chemical analysis |
巻 | 34 |
号 | 1 |
先頭ページ | 562 |
末尾ページ | 567 |
年度 | 2012 |
要旨 | 本研究は,100℃未満の加熱を受けたコンクリートの力学性状の低下メカニズムの解明を目的として,加熱後のコンクリートの物性変化(細孔組織,物理的損傷,化学的損傷)を測定し,力学性状との関連性を検討した。その結果,次のことがわかった。(1)加熱後の圧縮強度は,加熱開始時に一時的に低下するが,加熱期間の経過に伴い回復が認められる。(2)加熱後の細孔径分布の測定から,細孔組織の粗大化と力学性状の低下に関連性が見られる。(3)加熱温度が高いほど,加熱時に水分散逸を防ぐほど,低いCaO/SiO2のC-S-Hが生成され,加熱経過に伴う強度回復に影響したことが推察される。 |
PDFファイル名 | 034-01-1086.pdf |