種別 |
論文 |
主題 |
作用する硫酸の濃度がセメント硬化体の相組成変化に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
宮本慎太郎(東北大学) |
連名者1 |
細川佳史(太平洋セメント) |
連名者2 |
皆川浩(東北大学) |
連名者3 |
久田真(東北大学) |
連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
化学的侵食、エトリンガイト、水酸化カルシウム、二水石こう、相組成、濃度依存性、Chemical Erosion、Ettringite、Calcium Hydrate、Gypsum、Phase Constitution、Concentration Dependency |
巻 |
34 |
号 |
1 |
先頭ページ |
694 |
末尾ページ |
699 |
年度 |
2012 |
要旨 |
本研究では,硫酸がセメント硬化体に作用したときの相組成変化の濃度依存性を整理する目的で,pH=2.0,pH=0.5の2水準の硫酸を普通ポルトランドセメント(OPC)とOPCに高炉スラグ微粉末およびGypsum,石灰石微粉末を添加した結合材(SRC)にて作製したセメントペースト供試体に作用させて,劣化した供試体の相組成をXRD/リートベルト法により定量化した。その結果,供試体にpH=2.0硫酸が作用すると,Ettringiteの生成が支配的であるのに対し,pH=0.5硫酸が作用すると,Gypsum生成が支配的であることを示した。SRC供試体はEttringite生成を抑制することができたが,Gypsum生成を抑制するには至らなかった。 |
PDFファイル名 |
034-01-1108.pdf |