種別 | 論文 |
主題 | 複数の鉄筋破断を生じたASR実構造物の損傷評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 山口和成(九州工業大学) |
連名者1 | 幸左賢二(九州工業大学) |
連名者2 | 大代武志(富山県富山土木センター) |
連名者3 | 草野昌夫(住友大阪セメント) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | ASR、実構造物、ひび割れ密度、鉄筋破断、ASR、structure、density of cracck、breaking of reinforcing bars |
巻 | 34 |
号 | 1 |
先頭ページ | 982 |
末尾ページ | 987 |
年度 | 2012 |
要旨 | 本検討では,ASRにより鉄筋損傷を生じた実構造物の経年的な調査データを基に,鉄筋損傷が外観劣化に与える影響および鉄筋の物性値が鉄筋損傷へ与える影響について検討を行い,以下のことが確認された。ひび割れ損傷と鉄筋破断の分析から,最大ひび割れ幅が2.0mm程度以上の特徴的なひび割れ性状を生じた箇所は複数の鉄筋破断を生じる可能性がある。また,鉄筋の材料試験を行ったところ,既往の研究で検討した鉄筋と同程度の形状であり,損傷を生じやすい鉄筋であることが確認できた。配筋位置と鉄筋損傷の状況からは,鉄筋破断の進展に2種類の破断パターンがある可能性が示唆された。 |
PDFファイル名 | 034-01-1156.pdf |