種別 | 論文 |
主題 | カルシウムが炭酸塩応力腐食割れに与える影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 山中憲行(前橋工科大学) |
連名者1 | 東村淳平(前橋工科大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | 炭酸塩応力腐食割れ、カルシウム、普通鉄筋、高強度鉄筋、アルカリ骨材反応、Carbonate stress corrosion cracking、Calcium、Rebars、High strength rebars、ASR |
巻 | 34 |
号 | 1 |
先頭ページ | 1090 |
末尾ページ | 1095 |
年度 | 2012 |
要旨 | アルカリ骨材反応の生じたコンクリート中の鉄筋に割れが生じており,筆者らは割れ原因として炭酸塩応力腐食割れの可能性があることを指摘してきた。炭酸塩応力腐食割れの割れ電位領域はカルシウムの有無に関係なく-600mV〜-700mV(vs SCE)近傍という比較的卑な電位で生じる可能性が高く,この電位領域は割れ先端の表面皮膜のない状態の電位領域に近かった。しかし,割れ先端にカルシウムの溶解した炭酸塩溶液が存在すると,割れ先端の電位領域は腐食が完全に活性化しているときの電位領域を保持するので,カルシウムの存在によって炭酸塩応力腐食割れ感受性が高まる可能性があることがわかった。 |
PDFファイル名 | 034-01-1174.pdf |