種別 |
論文 |
主題 |
2011年東北地方太平洋沖地震における宮城県内のRC造校舎の耐震性能と被害傾向の検討と被害事例 |
副題 |
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筆頭著者 |
高橋香菜子(東北大学) |
連名者1 |
Hamood AL-WASHALI(東北大学) |
連名者2 |
前田匡樹(東北大学) |
連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
東北地方太平洋沖地震、地震被害、耐震診断・補強、学校建築、2011 East Japan Earthquake、earthquake damage、seismic evaluation and reinforcement、school building |
巻 |
34 |
号 |
2 |
先頭ページ |
1099 |
末尾ページ |
1104 |
年度 |
2012 |
要旨 |
2011年東北地方太平洋沖地震で被災した宮城県内の小中学校RC造校舎の耐震性能と上部構造の被害傾向の検討を試みた。耐震化が比較的進んでいる宮城県内は,大破被害は建設年代が古くIs値の低い建物のみに見られ,1995年の兵庫県南部地震の被害と比較して大幅に少なかったことから,耐震診断・耐震改修の効果が見られたといえる。しかし,新耐震設計法移行初期に建設,もしくはIs値が判定基準を上回る建物であっても,第二種構造要素とならない柱や壁に損傷が集中し,中破程度の被害が生じた事例が見られた。設計範囲の破壊形式であり骨組全体の安全性は保証されているが,継続使用,修復性の点で問題となった。 |
PDFファイル名 |
034-01-2184.pdf |