種別 | 論文 |
主題 | 鉄筋破断が生じたASR構造物の損傷評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 山口和成(九州工業大学) |
連名者1 | 幸左賢二(九州工業大学) |
連名者2 | 大代武志(富山県富山土木センター) |
連名者3 | 上原伸郎(住友大阪セメント) |
連名者4 | |
連名者5〜 | |
キーワード | ASR、実構造物、鉄筋破断、曲げ加工半径、ASR、structure、breaking of reinforcing bars、bending process radius |
巻 | 35 |
号 | 1 |
先頭ページ | 955 |
末尾ページ | 960 |
年度 | 2013 |
要旨 | ASRにより複数の鉄筋が破断した構造物を対象に,鉄筋破断と配筋の関係について,詳細な観察を行った結果,破断鉄筋の両隣りでも亀裂の進展していない鉄筋が数多く見られた。採取した鉄筋は,曲げ加工時に初期損傷を生じやすい節形状であり,はつり出した鉄筋88本の曲げ加工半径は,全て2.00d以下であった。このことから,本研究で対象としたASR構造物における鉄筋破断の生じやすさは,鉄筋形状と曲げ加工に起因して発生する初期亀裂に依存すると推察された。また,構造物中の鉄筋破断箇所は,配筋時に破断を生じやすい鉄筋と損傷が生じにくい鉄筋の2つが混在した可能性が示唆された。 |
PDFファイル名 | 035-01-1155.pdf |