種別 | 論文 |
主題 | Mg2+,SO42-がセメント硬化体の塩分浸透性に及ぼす影響の把握 |
副題 | |
筆頭著者 | 堀圭悟(東京理科大学) |
連名者1 | 加藤佳孝(東京理科大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | chloride ion、porosity、sem、sulfate attack、xrd diffraction、XRD回折、塩化物イオン、硫酸塩劣化、空隙率 |
巻 | 36 |
号 | 1 |
先頭ページ | 994 |
末尾ページ | 999 |
年度 | 2014 |
要旨 | 本研究は,海水中に含まれるイオンによる硫酸塩劣化がセメント硬化体中へのCl-の浸透・拡散に与える影響を把握することを目的とし,Mg2+およびSO42-に着目して実験的に検討した。その結果,MgCl2+MgSO4の溶液に浸せきさせた場合,Cl-が浸透しやすくなることが確認できた。MgCl2+MgSO4に浸せきさせたセメント硬化体の表層部にはひび割れが確認され,空隙率の増加も確認できた。またXRD回折により水酸化カルシウム量の減少が確認され,ブルーサイトに変化したことが考えられる。このことから,MgCl2+MgSO4に浸せきさせた場合,硫酸塩劣化が生じCl-の浸透・拡散を促進していることが示唆された。 |
PDFファイル名 | 036-01-1159.pdf |