種別 |
論文 |
主題 |
鉄筋コンクリート造耐震壁に設けたひび割れ誘発目地に関する実験 |
副題 |
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筆頭著者 |
佐藤尚隆(淺沼組) |
連名者1 |
濱田真(熊谷組) |
連名者2 |
松井亮夫(淺沼組) |
連名者3 |
坂下雅信(京都大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
crack-inducing bar、crack-inducing joint、drying shrinkage、rc wall、RC壁、乾燥収縮、誘発目地、誘発鉄筋、せん断強度、shear strength |
巻 |
36 |
号 |
2 |
先頭ページ |
307 |
末尾ページ |
312 |
年度 |
2014 |
要旨 |
乾燥収縮ひび割れをひび割れ誘発目地に集中させるため,ひび割れ誘発材としての異形鉄筋を目地内部に内蔵させる工法を用いた鉄筋コンクリート造(RC造)耐震壁では,目地部分にひび割れが集中するため,耐力壁としての構造性能への影響が懸念される。しかし,目地部に内蔵させた異形鉄筋により,ひび割れた目地部のコンクリートでの応力伝達性能は低下するのではなく,向上すると考えられる。そのため目地の切り欠きがあっても切り欠きの無い無垢の耐震壁と同等以上の構造性能を有すると予測された。本研究では異形鉄筋を挿入したひび割れ誘発目地を有する1層1スパンの柱・梁架構を付帯する1/2スケールのRC造耐震壁試験体の曲げせん断構造実験を行い,構造性能に対する目地部分の影響を確認し,既往のせん断耐力式を用いても安全側に評価できることが分かった。 |
PDFファイル名 |
036-01-2052.pdf |