種別 |
論文 |
主題 |
東日本大震災による境界梁付き連層耐震壁架構の被害と分析 |
副題 |
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筆頭著者 |
加藤裕子(名古屋工業大学) |
連名者1 |
高橋之(名古屋工業大学) |
連名者2 |
前田匡樹(東北大学) |
連名者3 |
市之瀬敏勝(名古屋工業大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Great East Japan Earthquake、Miyagi-ken Oki earthquake、seismic evaluation、seismic retrofit、short beams、宮城県沖地震、東北地方太平洋沖地震、短スパン梁、耐震補強、耐震診断 |
巻 |
36 |
号 |
2 |
先頭ページ |
955 |
末尾ページ |
960 |
年度 |
2014 |
要旨 |
本研究は2011年東北地方太平洋沖地震で被害を受けた耐震補強済みRC造建物を対象とする。当該建物は1978年宮城県沖地震を含め過去に大規模な地震を複数回経験したが,顕著な被害は報告されなかった。1997年には耐震補強が施されたが,地震により短スパン境界梁のせん断破壊等の大きな被害を受けた。耐震補強の有無や入力地震波等をパラメータとした複数の解析を行い,被害に至るメカニズムの把握を試みた。解析の結果,建物変形が小さい場合でも短スパン境界梁が破壊することがわかり,2011年の梁被害は,耐震補強により2〜3階の壁がせん断変形しにくくなり,代わりに4階以上の曲げ変形が増大したことが一因であることが示された。 |
PDFファイル名 |
036-01-2160.pdf |