種別 |
論文 |
主題 |
塩分がコンクリートの乾湿挙動に及ぼす影響の検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
原田健二(長岡技術科学大学材料工学専攻) |
連名者1 |
佐藤駿介(長岡技術科学大学工学研究科 建設工学専攻) |
連名者2 |
下村匠(長岡技術科学大学環境・建設系) |
連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
chloride、deliquescence、depression of vapor pressure、equilibrium liquid water、water diffusion coefficient、塩分、平衡液状水量、水分拡散係数、潮解、蒸気圧降下 |
巻 |
37 |
号 |
1 |
先頭ページ |
745 |
末尾ページ |
750 |
年度 |
2015 |
要旨 |
コンクリート中の水分移動解析の高精度化のためにコンクリート中の塩分の存在がコンクリートの乾湿挙動に及ぼす影響について実験的に検討した。その結果,塩分の存在によりコンクリートは湿潤傾向を呈することが明らかとなった。その理由は,液状水中の塩分の存在による飽和水蒸気圧降下により,同一相対湿度のもとで平衡するコンクリート中の水分量が増加するためと,コンクリート中に含まれる液状水の塩分濃度の増加に伴い,乾燥時のコンクリートの見かけの水分拡散係数は小さくなり,吸湿時の水分拡散係数は大きくなるためであることが明らかとなった。 |
PDFファイル名 |
037-01-1119.pdf |