種別 |
論文 |
主題 |
電気泳動試験を用いた塩化物イオンの固定化性状および硫酸イオンによる変質の実験的検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
直町聡子(東京理科大学理工学研究科土木工学専攻) |
連名者1 |
堀圭悟(東京理科大学理工学研究科土木工学専攻) |
連名者2 |
加藤佳孝(東京理科大学理工学部土木工学科) |
連名者3 |
加藤絵万(港湾空港技術研究所構造研究チーム) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Chloride ions、Binding、Sulfate ions 、Alteration Migration test、Immersion test、塩化物イオン、固定化、硫酸イオン、変質、電気泳動試験、浸せき試験 |
巻 |
37 |
号 |
1 |
先頭ページ |
799 |
末尾ページ |
804 |
年度 |
2015 |
要旨 |
本研究は,海水が作用するコンクリートの塩分浸透性に及ぼす個々の要因を分離することを目的として,電気泳動試験を用いた場合の塩化物イオンの固定化性状,および硫酸イオンによる変質を実験的に検討した。その結果,浸せき試験と電気泳動試験では固定量が異なり,電気泳動試験の場合,固定塩化物イオン量のほとんどが固相塩化物であることが示唆された。硫酸イオンを泳動させてセメント硬化体を変質させた場合,工学的絶対移動度と塩化物イオンの実測値に基づき浸透にかかる時間を推測したが,実験結果からは1cm程度しか変質せず,変質の進行には,工学的絶対移動度以外にも考慮する必要があることが確認された。 |
PDFファイル名 |
037-01-1128.pdf |