種別 |
論文 |
主題 |
高含浸型シラン系含浸材による防食効果とそのメカニズム |
副題 |
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筆頭著者 |
金光俊徳(京都大学工学研究科社会基盤工学専攻) |
連名者1 |
高谷哲(京都大学工学研究科社会基盤工学専攻) |
連名者2 |
府川勝也(BASFジャパン建設化学品事業部) |
連名者3 |
山本貴士(京都大学工学研究科社会基盤工学専攻) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
corrosion product、high penetration type silane penetrant、KFM、raman spectrum、steel corrosion、ラマン分光、腐食生成物、鋼材腐食、高含浸型シラン系含浸材 |
巻 |
37 |
号 |
1 |
先頭ページ |
913 |
末尾ページ |
918 |
年度 |
2015 |
要旨 |
本研究では,腐食鉄筋を埋設したモルタルにシランを塗布した後に分極試験を行い,シラン系含浸材のコンクリート中の腐食鋼材に対する腐食抑制効果の確認を行った。また,腐食鉄板にシランを散布し,腐食生成物の変化をラマン分光法により確認し,SPM(KFM)による表面電位測定および3Dレーザー顕微鏡による表面観察と併せてその作用メカニズムを考察することとした。その結果,シラン系含浸材は鋼材表面の赤さび(主にγ-FeOOH)を黒さび(Fe3O4)に変化させ,黒さびが安定化することで鋼材腐食の進行を抑制するという効果があることが分かった。 |
PDFファイル名 |
037-01-1147.pdf |