種別 |
論文 |
主題 |
東日本大震災で被災した境界梁付き連層耐震壁架構の弾塑性解析 |
副題 |
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筆頭著者 |
久保彰平(名古屋工業大学工学部) |
連名者1 |
鵜飼里奈(名古屋工業大学工学部) |
連名者2 |
高橋之(名古屋工業大学工学部) |
連名者3 |
市之瀬敏勝(名古屋工業大学工学部) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
orthogonal wall、seismic reinforcement、short beam、the Tohoku earthquake、東北地方太平洋沖地震、直交壁、短スパン梁、耐震補強 |
巻 |
37 |
号 |
2 |
先頭ページ |
979 |
末尾ページ |
984 |
年度 |
2015 |
要旨 |
本研究は2011年東北地方太平洋沖地震で短スパン境界梁のせん断破壊等の大きな被害を受けたRC造建物を対象とする。建物の非構面外直交壁の有無やペントハウス部の取り付き方法をパラメータとした複数の解析を行い,被害に至るメカニズムの把握を試みた。解析の結果,建物変形が小さい場合でも短スパン境界梁が破壊することがわかり,当該建物の様に,構面外の非構造壁を考慮した補強計画の検討が必要となる場合もあることが示された。構面外の非構造壁の影響は,境界梁の破壊が生じやすいという建物の継続使用に関わる問題であり,建物全体としての保有水平耐力,荷重変形関係自体には,ほぼ影響がないことも確認できた。 |
PDFファイル名 |
037-01-2164.pdf |