種別 |
論文 |
主題 |
ひび割れ損傷が生じたRCはり部材の塩害劣化と曲げ耐力評価 |
副題 |
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筆頭著者 |
松尾豊史(電力中央研究所) |
連名者1 |
江藤修三(電力中央研究所) |
連名者2 |
松村卓郎(電力中央研究所) |
連名者3 |
藤井隆(電力中央研究所) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Reinforced concrete、Cracking damage、Chloride concentration、Reinforcing steel corrosion、Mechanical property、Maintenance、鉄筋コンクリート、ひび割れ、塩分濃度、鉄筋腐食、耐荷特性、維持管理 |
巻 |
38 |
号 |
1 |
先頭ページ |
891 |
末尾ページ |
896 |
年度 |
2016 |
要旨 |
ひび割れ損傷を有するRCはり部材における塩分の浸透状況をレーザ誘起ブレイクダウン分光法等により計測した結果,塩化物イオン濃度は,コンクリート中のひび割れ位置で高くなることを確認した。一方で,損傷レベルが鉄筋降伏直後(残留ひび割れ幅0.4mm程度)までであれば,ひび割れの有無が腐食進行に及ぼす影響は小さかった。しかし,かぶり剥落後に鉄筋腐食が進行した場合には局所的な腐食が顕著になる傾向にあり,鉄筋破断により曲げ耐力が約7%に低下することを示した。さらに,鉄筋腐食量と経過時間の関係に関する実験結果に基づいて,ひび割れ損傷を考慮した鉄筋の腐食速度も導出した。 |
PDFファイル名 |
038-01-1144.pdf |