種別 | 論文 |
主題 | CaO・Al2O3骨材の塩化物イオン浸透抑制効果とその機構 |
副題 | |
筆頭著者 | 伊藤慎也(デンカ) |
連名者1 | 庄司慎(デンカ) |
連名者2 | 盛岡実(デンカ) |
連名者3 | 伊代田岳史(芝浦工業大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | Aggregate、Calcium Aluminate、Chloride ion、Transition zone、カルシウムアルミネート、骨材、遷移帯、塩化物イオン |
巻 | 38 |
号 | 1 |
先頭ページ | 939 |
末尾ページ | 944 |
年度 | 2016 |
要旨 | カルシウムアルミネートの一種であるCaO・Al2O3を骨材として使用したセメント硬化体ついて,基礎物性および耐塩性の検証を行った。その結果,天然骨材を用いた場合に比べてセメント硬化体の圧縮強度が増加し,塩化物イオン浸透深さが減少する傾向が認められ,特に塩水養生した場合に顕著となった。また,EPMA画像解析により,塩水浸漬後のモルタルにおいてCaO・Al2O3骨材周辺に塩化物イオンが集中していることが確認され,骨材が塩化物イオンと反応してフリーデル氏塩を生成して遷移帯の改質に寄与した可能性が示唆された。一方,フレッシュ性状が低下する傾向が認められ,実用に向けた課題も確認された。 |
PDFファイル名 | 038-01-1152.pdf |