種別 |
論文 |
主題 |
寒冷環境下での塩化物イオン浸透予測に関する暴露実験 |
副題 |
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筆頭著者 |
遠藤裕丈(土木研究所 寒地土木研究所) |
連名者1 |
島多昭典(土木研究所 寒地土木研究所) |
連名者2 |
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連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
chloride ion diffusion coefficient、cold regions、difference solution、exposure test、塩化物イオン拡散係数、寒冷地、差分解、暴露実験 |
巻 |
38 |
号 |
1 |
先頭ページ |
957 |
末尾ページ |
962 |
年度 |
2016 |
要旨 |
コンクリート構造物の耐久性を適切に評価できる劣化予測手法の整備が課題となっている。コンクリートが凍結融解と塩化物の複合作用を受けると凍害と同時に塩化物イオンの浸透が促進されるため,鉄筋の早期腐食が懸念される。著者らは凍害によって塩化物イオンの見かけの拡散係数が経時的に変化するときの塩化物イオン浸透予測は,Fickの拡散方程式の差分解を活用することで比較的簡易に行えることをこれまでの室内実験で明らかにした。この知見の妥当性を実環境で検証するため,寒冷地沿岸部で暴露実験を3年間行った。暴露実験でも差分解により凍害を考慮した塩化物イオン浸透予測が合理的に行えることを確認した。 |
PDFファイル名 |
038-01-1155.pdf |