種別 |
論文 |
主題 |
実構造物の鉄筋腐食に影響を及ぼすひび割れ、中性化および含水率に関する実地調査 |
副題 |
|
筆頭著者 |
木野瀬透(日本建築総合試験所) |
連名者1 |
今本啓一(東京理科大学) |
連名者2 |
清原千鶴(東京理科大学) |
連名者3 |
|
連名者4 |
|
連名者5 |
|
キーワード |
carbonation、compressive strength、cover depth、crack、moisture content、re-bar corrosion、鉄筋腐食、かぶり厚さ、ひび割れ、含水率、中性化、圧縮強度 |
巻 |
38 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1227 |
末尾ページ |
1232 |
年度 |
2016 |
要旨 |
本研究は既存RC造建築物の調査を通して,RC造建築物の耐久性を評価するうえで要諦を成す鉄筋の腐食の発生状況に及ぼす各種要因に着目して検討を行った。その結果,既存RC造建築物におけるコンクリートの含水状態と中性化の進行および圧縮強度は調査対象や仕上材の有無によらず,一定の相関が確認された。ひび割れの生じている箇所では,ひび割れ幅と腐食程度は相関が得られず,かぶり厚さが小さくなるほど腐食が顕著になる傾向が確認された。かぶり厚さが小さいことで,ひび割れ直下だけでなく,その周囲へ劣化因子が拡散することが定性的に示唆された。 |
PDFファイル名 |
038-01-1200.pdf |