種別 |
論文 |
主題 |
各種曝露環境下におけるけい酸塩系表面含浸材の微細ひび割れへの長期的補修性能に関する研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
久保田崇嗣(福岡大学) |
連名者1 |
櫨原弘貴(福岡大学) |
連名者2 |
添田政司(福岡大学) |
連名者3 |
阿部稜(福岡大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
chloride ion、corrosion、crack、exposure test、neutralization depth、silicate based surface pemetration material、けい酸塩系表面含浸材、ひび割れ、中性化深さ、塩化物イオン、曝露試験、鉄筋腐食 |
巻 |
38 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1875 |
末尾ページ |
1880 |
年度 |
2016 |
要旨 |
0.2mm以下のひび割れを対象に,反応型けい酸塩系表面含浸材を塗布あるいは注入を行った供試体を酸性雨環境および海洋環境下に最大で10年間の曝露を行った。その結果,いずれの環境においてもひび割れからの劣化因子の浸入を抑制できることを確認できた。酸性雨環境においては,表面含浸材を注入することで,ひび割れ面の中性化深さは,曝露1年から6年にかけての進行は認められなかった。一方の,海洋大気中においては,曝露10年目において塩化物イオンの浸入を無塗布の30〜60%に抑制できていた。また,曝露3年目で再塗布を施したものは,更なる劣化因子の抑制を示し,ひび割れ部のかぶり3cm位置における塩化物イオン量は,1.0kg/m3以下であり腐食も認められなかった。 |
PDFファイル名 |
038-01-1308.pdf |