種別 | 論文 |
主題 | 製紙スラッジ焼却灰を用いたジオポリマーおよびその放射能汚染水の処理への応用に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 李柱国(山口大学) |
連名者1 | 池田攻(山口大学名誉教授) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | flexural strength、porosity、geopolymer、Immobilization of radioactive nuclide、paper sludge incineration ash、製紙スラッジ焼却灰、ジオポリマー、曲げ強度、空隙率、放射性物質固定 |
巻 | 38 |
号 | 1 |
先頭ページ | 2337 |
末尾ページ | 2342 |
年度 | 2016 |
要旨 | 本研究では,3種類の製紙スラッジ焼却灰(PS灰, PSA)の物理性質と化学成分を測定し,活性フィラーとしてジオポリマー(PSA-GP)を試作し,その各種性能を考察した。また,PS灰とPSA-GPの内部構造を考察し,PSA-GPの高液固比と低強度の原因を明らかにした。なお, Sr(NO3)2とCsNO3の添加によって,模擬放射能汚染水を用いたPSA-GPの性能変化および核種の固定率を考察した。主な結果は次のようである。1)PS灰の多孔質構造によりPSA-GPの液固比を1.0以上にする必要がある。2) PSA-GPは多孔質体であり,その強度と密度が小さい。3)2核種の添加によってPSA-GPの強度は若干低下する。4)PSA-GPのストロンチウムとセシウムの固定率はそれぞれ99.5%と95.0%以上を達成できる。 |
PDFファイル名 | 038-01-1385.pdf |