種別 |
論文 |
主題 |
外来液状水がコンクリート中の異形鉄筋の疲労引抜き破壊性状に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
山口寛史(東京大学) |
連名者1 |
長井宏平(東京大学) |
連名者2 |
松本浩嗣(東京大学) |
連名者3 |
千々和伸浩(東京工業大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
anchorage、bond、deformed bar、ECC、pull-out failure、sludging、water fatigue、スラッジ化、付着、定着、引抜き破壊、水中疲労、異形鉄筋 |
巻 |
38 |
号 |
2 |
先頭ページ |
649 |
末尾ページ |
654 |
年度 |
2016 |
要旨 |
外面からの液状水の供給と疲労荷重を同時に受ける異形鉄筋の付着疲労特性を検討するため,液状水の供給の有無,マトリクスの種類と特性,載荷方法を変化させ,疲労引抜き試験を実施した。その結果,液状水の供給と疲労の複合作用により,鉄筋近傍のマトリクスがスラッジ化し,マクロなひび割れを伴わない異形鉄筋の引抜き破壊が生じた。スラッジ化を伴う引抜き破壊は,比較的低い荷重レベルにおいて発生する傾向があり,液状水が異形鉄筋の付着劣化を促進し,疲労寿命が著しく減少することが確認された。その際,破壊モードは静的破壊とは異なり,鉄筋からの応力の影響範囲が小さくなることがわかった。 |
PDFファイル名 |
038-01-2110.pdf |