種別 | 論文 |
主題 | RC造耐震壁のすべり変形における打継処理と軸力の影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 高橋之(名古屋工業大学) |
連名者1 | 細野純(名古屋工業大学) |
連名者2 | Rado Ramarozatovo(名古屋工業大学) |
連名者3 | 市之瀬敏勝(名古屋工業大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | axial load、construction joint、friction、RC shear wall、RC造耐震壁、すべり変形、打継、軸力、摩擦抵抗、slip |
巻 | 38 |
号 | 2 |
先頭ページ | 871 |
末尾ページ | 876 |
年度 | 2016 |
要旨 | 打継処理と作用軸力が耐震壁のすべり変形に及ぼす影響を調べるための構造実験を行った。試験体の形状や配筋は同じである。打継がある試験体は作用軸力によらず, 曲げ降伏後にすべり変形が増加し, 縦筋が破断することによって耐力低下が起こった。軸力が作用している一体打ちの試験体は, 曲げ降伏後もすべり変形は増加せず, 水平方向にずれる脆性的な破壊を起こし, 変形性能は打継のある試験体よりも小さかった。試験体がすべるときの荷重は, 軸力に概ね比例して増大し, 変形角4%時には摩擦係数0.75に相当していた。軸力が大きいほど荷重変形関係は紡錘形に近づき, エネルギー吸収能力が高くなることが分かった。 |
PDFファイル名 | 038-01-2147.pdf |