種別 | 論文 |
主題 | 超高強度繊維補強コンクリートの海洋環境暴露後の疲労特性に関する実験的検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 渡邊有寿(鹿島建設) |
連名者1 | 柳井修司(鹿島建設) |
連名者2 | 宮口克一(デンカ) |
連名者3 | 藤原浩已(宇都宮大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | bending fatigue, corrosion, crack, marine environment, S-N curve, S-N曲線, ultra high strength fiber reinforced concrete, ひび割れ, 曲げ疲労, 海洋環境, 腐食, 超高強度繊維補強コンクリート |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 217 |
末尾ページ | 222 |
年度 | 2017 |
要旨 | 超高強度繊維補強コンクリート(以下,UFC)は,高強度,高じん性,高耐久性といった優れた性能を有するものの,供用期間中に想定外の荷重によってひび割れが生じた場合,環境条件によっては鋼繊維の腐食によって力学性能の低下を引き起こす可能性がある。本研究では,UFCの適用限界を把握する基礎的研究の一環として,海洋環境に約4年間暴露したUFCの曲げ疲労試験を行い,力学性能の経年的な変化を確認した。また,塩化物イオンの浸透状況および鋼繊維の腐食状況を観察した。その結果,ひび割れが残留し,塩化物イオン,水および酸素が侵入する環境下で疲労を受ける際には,ひび割れを架橋する鋼繊維の腐食促進に伴い,疲労強度が低下する可能性があることが分かった。 |
PDFファイル名 | 039-01-1029.pdf |