種別 | 論文 |
主題 | 乾燥を受けた高炉セメント硬化体の気体の移動性状とミクロ,メソ,マクロの空隙構造の関係に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 須田裕哉(琉球大学) |
連名者1 | 河野伊知郎(豊田工業高等専門学校) |
連名者2 | 斎藤豪(新潟大学) |
連名者3 | 佐伯竜彦(新潟大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | Blast furnace slag, Drying humidity, Fractal dimension, Gas diffusion, Micro-structure, Pore volume, Specific surface area, 乾燥湿度, 気体拡散, 空隙構造, 比表面積, フラクタル次元, 空隙率, 高炉スラグ微粉末 |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 469 |
末尾ページ | 474 |
年度 | 2017 |
要旨 | 本研究は,高炉セメント硬化体の酸素の拡散性状に及ぼす乾燥湿度の影響を把握することを目的として,高炉セメント硬化体の屈曲度と乾燥による微細構造の変化に着目し検討を行った。その結果,乾燥湿度の低下によって,メソスケール領域の空隙径分布は大径側へ移行し空隙は粗大化した。また,メソスケール空隙の表面フラクタルを解析し,酸素の拡散係数から得られる屈曲度との比較から,高炉セメント硬化体では,乾燥によるC-S-Hの凝集構造の発展が抑制されることが示唆された。さらに,気体の移動性状に対して乾燥によるミクロからメソ,マクロスケールの微細構造特性の変化が影響することを示した。 |
PDFファイル名 | 039-01-1071.pdf |