種別 | 論文 |
主題 | マルチスケール統合解析システムを用いた覆工コンクリートのひび割れ解析と影響因子の定量評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 日下部達哉(東京大学) |
連名者1 | 石田哲也(東京大学) |
連名者2 | 松岡茂(鉄建建設) |
連名者3 | 土屋智史(コムスエンジニアリング) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | crack, drying shrinkage, heat of hydration, lining concrete, segregation, ひび割れ, 乾燥収縮, 材料分離, 水和熱, 覆工コンクリート |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 535 |
末尾ページ | 540 |
年度 | 2017 |
要旨 | 本研究では,水和反応からひび割れ発生・進展までを追跡可能なマルチスケール統合解析システムを用い,水和熱と収縮に起因する覆工コンクリートのひび割れの再現を試みた。その際,外力ではなくコンクリート材料そのものの体積変化に由来するひび割れと考えられるデータのみを取り上げた。解析結果より,側壁部のひび割れはインバート拘束や温度応力に由来すること,天端部のひび割れ幅は材料分離を仮定すると大きくなること,天端部にスパンを跨いで入る太いひび割れは材料の変状に依らない可能性があること,の三点が示され,既設トンネルの点検と性能判定の合理化に向けた基礎情報を得ることができた。 |
PDFファイル名 | 039-01-1082.pdf |