種別 | 論文 |
主題 | RC造建築物の躯体調査に基づく含水率と中性化・鉄筋腐食の進行に関する一考察 |
副題 | |
筆頭著者 | 酒井正樹(大林組) |
連名者1 | 神代泰道( 大林組) |
連名者2 | 小林利充( 大林組) |
連名者3 | 植松俊幸( 大林組) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | bar corrosion, building investigation, carbonation, half-cell potential, polarization resistance, water content, 中性化, 分極抵抗, 含水率, 自然電位, 躯体調査, 鉄筋腐食 |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 577 |
末尾ページ | 582 |
年度 | 2017 |
要旨 | 築31〜84年が経過したRC造建築物の躯体調査結果に基づき,コンクリートの含水率と力学特性,中性化深さおよび鉄筋腐食状況の関係を検討した。その結果,次のことがわかった。(1) 常時水が作用する地下擁壁では中性化はほとんど進行しない。(2) 仕上げがない場合の中性化速度について,圧縮強度と質量含水率による予測式を検討した。(3) 鉄筋位置まで中性化が進行しても,含水率が低ければ鉄筋の腐食グレードは低い。(4) 質量含水率が低く,鉄筋の腐食グレードが3以下の範囲では,質量含水率と中性化後の経過年数の積と鉄筋の腐食グレードに概ね正の相関が認められる。 |
PDFファイル名 | 039-01-1089.pdf |